2人死亡の「第8大浜丸」転覆事故、不明3人の捜索続く…鹿島港から東30kmの海域
茨城県の鹿島港の沖合で6日未明、イワシ漁をしていた同県北茨城市の大津漁協所属の巻き網漁船「第8大浜丸」(80トン)が転覆した事故で、周辺海域では7日も引き続き行方不明者3人の捜索が行われた。 【地図】第8大浜丸の転覆事故が起きた現場
鹿島海上保安署によると、第8大浜丸は6日午前2時5分頃、鹿島港から東約30キロの海上で転覆、沈没したとみられる。インドネシア人5人を含む乗組員20人のうち17人が救助されたが、50歳代と60歳代の日本人男性2人が死亡した。
40歳代と60歳代、70歳代の日本人男性3人が見つかっておらず、同署は深夜も巡視船2隻態勢で行方不明者の捜索にあたった。大津漁協の漁船数隻も7日午前10時過ぎ、捜索活動に参加するため大津漁港から現場周辺に向かった。