私は独身女性として、約5億円の家を買った。住宅所有は将来への投資だから(海外)
ジェシカ・チェストラー氏(33歳)は家の購入を検討し、配偶者がいなくても経済的には家を買う余裕があった。 【全画像をみる】私は独身女性として、約5億円の家を買った。住宅所有は将来への投資だから 2022年、ブルックリンのウィリアムズバーグで売りに出されていた325万ドル(約4億8750万円)の3ベッドルームの家を、すべて自分のお金で買った。 チェストラー氏は、持ち家のために必要なすべての決断を自分ひとりで下すことは、両刃の剣だったと語る。 以下のエッセイは、ダグラス・エリマン(Douglas Elliman)の不動産エージェントとして働き、配偶者も連帯保証人もいないまま家を購入した ジェシカ・チェストラー氏(33歳)との会話をもとにしている。 全米不動産協会の最新のデータによると、2023年7月から2024年6月までの期間、全住宅購入者の20%を独身女性が占めており、わずか8%でしかない独身男性を大きく上回っている。 インタビューは長さとわかりやすさの観点から編集を加えた。 20代のころの私は、恋愛を優先事項とはみなさず、自分の将来の基礎づくりに専念していた。 私は21歳のときから不動産業に携わっている。休みのない仕事で、今のポジションにたどり着くために、想像を絶する努力をしてきた。 私はパートナーとともに事業を営み、ニューヨークからフロリダまでを活動範囲とする不動産チームを指揮している。ただし、私の主戦場はニューヨークだ。 さまざまな価格帯の物件を扱うが、チームはおもに最高級物件に重点を置き、毎年1億5000万ドル(約225億円、1ドル=150円換算:以下同)から3億ドル(約450億円)の売上を出している。 ニューヨークは国内で住宅価格がもっとも高い場所のひとつだ。 ここで暮らすことを望む理由はさまざまあるが、いちばんの理由はライフスタイルだろう。ブロードウェイのショーを楽しみ、ミシュランの星付きレストランで食事し、地元のワインショップを訪れ、どんな時間でもあらゆる背景をもつ人々と交流できる都市は、ここ以外にほとんど存在しない。 ニューヨークで住宅を所有することは、ますます難しくなっている。 私は早い段階からニューヨークの価値を認めていたので、できるだけ若いうちにここで家を買うことを目標としてきた。そして、ありがたいことに、その目標が達成できた。