【2歳新馬・東京5R】ティラトーレが2番手から堂々と抜け出しデビュー勝ち
11月10日の東京5R(2歳新馬、芝1600メートル、10頭立て)は、木幡巧也騎手の3番人気ティラトーレ(牝、美浦・牧光二厩舎)が道中は2番手を追走すると、堂々と抜け出しデビュー勝ちを果たした。タイムは1分35秒8(良)。 1番人気に支持されたスターエンブレムは、好スタートから先手を奪って粘ったものの直線で勝ち馬に捕まり3馬身差の2着まで。さらに3馬身差の3着には好位から懸命に脚を伸ばしたヤマニンパルフェ(7番人気)が入り、2番人気のタッチザシーリングは中団追走も伸びを欠き5着に敗れた。 ティラトーレは、父リアルスティール、母エアシンフォニー、母の父ルーラーシップという血統。祖母のエアデジャヴーは1998年のクイーンSを制している。 ◆木幡巧也騎手(1着 ティラトーレ)「攻め馬(調教)の動きは良かったけど、気持ちの部分が難しい。返し馬でも口(コントロール)が利かなくなっていたし、そのあたりが課題です。それでも最後は余力を残していましたからね。ポテンシャルは高そう。課題を克服していければ距離自体は長くても大丈夫だと思います」