名古屋グランパスは11日、FWキャスパー・ユンカーの負傷を報告 [写真]＝金田慎平

　名古屋グランパスは11日、FWキャスパー・ユンカーの負傷を報告した。 　ユンカーは、9日のJリーグYBCルヴァンカップ・プレーオフラウンド第2戦の柏レイソル戦に先発出場したものの、84分にピッチに座り込み、自ら交代を要求していた。今回の発表によると、診断結果は右ハムストリング肉離れとのこと。全治は明かされていない。 　シーズン開幕直後の右膝内側半月板損傷により出遅れたユンカーは、復帰後初先発となった第14節FC東京戦でハットトリックを達成するなど、徐々にコンディションを上げていた中で、再び負傷離脱することに。同日に更新した自身の公式Xには「サポーターの皆さんをがっかりさせてしまい、申し訳ありません。怪我をしている間は反省し、早く復帰できるようベストを尽くします」と心境を綴っている。 　7日にはMF和泉竜司（左ハムストリング肉離れ）とMF小野雅史（左膝前十字じん帯断裂）の負傷が報告された他、DF河面旺成らも離脱中の名古屋グランパス。また、同試合ではFW永井謙佑も負傷交代を余儀なくされるなど、ケガ人が相次いでる状況。だからこそ12日に行われる天皇杯2回戦では、DF井上詩音やMF鈴木陽人といった出番の限られている若手選手の奮起に期待したいところだ。