2021年ユニコーンSの覇者スマッシャーが引退 今後は乗馬に転身
JRAは4日、2021年のGⅢユニコーンSを制したスマッシャー(牡6・吉岡)が競走馬登録を抹消したことを発表した。今後は乗馬となる予定だが、けい養先は未定。 同馬は父マジェスティックウォリアー、母スマッシュ(その父キングカメハメハ)の血統。20年7月に芝でデビューすると、2戦目からダートに転向し、5戦目で初勝利をマーク。その後オープン入りして臨んだ先のユニコーンSでは、中団待機から末脚を繰り出して重賞初制覇。管理する吉岡調教師にとっても、これが重賞初勝利となった。 直後に出走したジャパンダートダービーでは1番人気に支持されるも、地方馬キャッスルトップの大駆けに遭ってタイム差なしの4着に惜敗。その後は勝ち星から遠ざかり、22年12月に障害に転向。2戦目で障害初勝利を挙げると、以降も障害オープン競走でコンスタントに好走を見せていた。 通算成績28戦4勝、獲得賞金は1億97万3000円(付加賞含む)。10月26日の障害3歳上オープン(3着)がラストランとなった。
東スポ競馬編集部