「Yahoo!カーナビ」と「Googleマップ」をカーナビとして使うならどっちを選ぶべき?
Yahoo!カーナビには「ドライブスコア」機能があり、運転およびYahoo!カーナビによる案内が終了した後、「加速の安定性」「減速の安定性」「旋回の安定性」「直進の安定性」の4項目でドライブスコアが付けられます。 スコアに応じたバッジも用意されていて、たとえばドライブスコア100点を10回取得しないともらえない「プロドライバー(ゴールド)」などがあります。このバッジ獲得を目標に「安全運転をしよう!」という意識が生まれやすいのが特徴です。ゲーム性と安全運転を高いレベルで両立している、優れた機能と言えるでしょう。 ■自分の車のアイコンを変えられる
Yahoo!カーナビでは自分の車のアイコンを猫や犬に設定ができます。ちなみに、Android向けには2024年5月のアップデートでこの機能が追加されました。通常のYahoo!カーナビでは猫の「ミルク」ちゃん、犬の「シロ」ちゃんが利用可能です。Yahoo!カーナビプラスでは、もっと多くの猫や犬のアイコンが選べます。筆者は猫の「ミルク」ちゃんを利用していますが、とにかく可愛いです。 ■テーママップも便利 このほか、Yahoo!マップには「テーママップ」も存在します。テーママップとは、たとえば「ラーメン店マップ」など、特定のテーマに基づいてお店やイチオシ施設をまとめたものです。 たとえば、Yahoo!マップで「ラーメン店マップ」を使うと、地図上におすすめのラーメン店が写真付きピンで表示されます。生活に根ざしたマップを提供するYahoo!マップならではの遊び心のある機能と言えそうです。
GoogleマップとYahoo!カーナビの渋滞情報の精度はどう違う?
カーナビ代わりにマップアプリを使うなら、「Googleマップ」と「Yahoo!カーナビ」の渋滞情報の精度の違いも非常に重要です。 Googleマップの渋滞情報の精度は極めて高く、利用者のスマホから位置情報や移動速度を匿名性を担保したうえで取得して渋滞情報に反映しています。こうした情報は「プローブ情報」と呼ばれます。さらに、過去の交通データも活用されています。 一方、Yahoo!カーナビでは、Yahoo!カーナビユーザーが走行して得られたプローブ情報と「JARTIC交通情報」が活用されています。つまり、マップアプリにおいて「プローブ情報」は極めて重要ですが、その情報の精度は利用者数に左右される側面があります。 「Googleマップ」と「Yahoo!カーナビ」では、やはりGoogleマップの方が利用者数が多いのは否めず、渋滞情報の精度においてはGoogleマップに優位性があると言えるでしょう。実際に、Googleマップの渋滞情報と首都高公式の渋滞情報を比較してみても、ほぼ誤差はなく極めて正確です。