中学で不登校。中卒でアルバイトを渡り歩き、ハリウッドセレブへ…「ともにゃん」の生き方
和歌山県串本町で漁師の道?
――そこで和歌山県串本町で漁師の道を歩み始めます。 ともにゃん「きっかけは、旅行で紀伊大島に行ったこと。自然が美しく、釣りやダイビング客で有名ですが、観光客がほとんどいない。そこが気に入って、東京に戻ってからも、紀伊大島とその周辺の情報を検索していたんです。 すると、ある日漁師の募集記事を発見。速攻で連絡して、履歴書を送付。4日後に電話が来て『合格しました』と。向こうも『東京から本当に来るんですか?』と半信半疑でした。『一度下見にきてください』と言ってくれたのですが、『すぐに行きます』と即答したんです。 だって、現地に行って、東京に戻ったら決心が鈍る。それに、当時の僕は会社をたたみ、シェアハウスに住んで、ラーメン屋さんと清掃のバイトを掛け持ちしていてお金に余裕がなかった。ここで即答したことで、運命が変わっていきました」 一年半の漁師生活を経て、コロナ禍の直前に、訳あって、ニューヨーク生活をスタート。2020年から始まったともにゃんの快進撃は後編「仕事で大儲けのあとの大失敗…中卒から駆け上がったともにゃんがシビれた「漁師の師匠」」の金言で詳しく紹介します。
中川 知也、前川 亜紀