挽き板フローリングでも十分に満足。3年住んで感じた、無垢材にないメリット3つ
理由その2.無垢材に比べて手入れがラク!
ズボラな筆者は、掃除や手入れはなるべく減らしたい。手入れの面で、無垢材より挽き板の方が、ラクだったことも大きな理由です。 無垢材のフローリングは、基本は水ぶき、半年から1年に1回オイルやワックスでのお手入れが推奨されています。メンテナンスすることでツヤがよみがえり、長持ちするそうです。 しかし、家に住み始めれば、床上には家具やものなどがあるのが当然のこと。そうなると床をお手入れするには、ものを動かしたり、避けたりしないといけません。準備にも時間もかかりますし、大変そうだなと感じました。 一方、挽き板のフローリングは、オイルやワックスでのお手入れは不要。基本は掃除機がけ。あとは、水ぶきもするとサラサラの床になります。掃除に手間をかけたくないわが家には、挽き板フローリングの方がぴったり!
理由その3.コスト面でもメリットが!
3つ目の理由は、わが家の場合、値段が無垢材より安かったこと。 ハウスメーカーの営業担当の話では、無垢材の場合、どの木を選ぶかによって、かなり価格が変わるとこと。国産の杉やヒノキなどにするか、オークやチークなど外国産の材にするかでも、大きく変わってくるそう。 また、銘木と言われるウォールナットやチーク、カリンなどは高価になる傾向があります。
価格が安定していて、丈夫なことも大きな魅力
「無垢材は天然だから安全で、挽き板は集合材を使っているので、体によくないのかな?」と家づくり前はなんとなく思っていました。しかし、ハウスメーカー主催の木材についてのセミナーを受けて考えが変わりました。 環境や人体に配慮した接着剤を使用しているのであれば、修正材の方が膨張せず丈夫で長持ちするそう。そして、天然木より価格も安定しています。 天然ではなく人工物ならではのよさもあると知りました。価格が安定していて、丈夫であることは、施主にとっても魅力的ですよね。かなり挽き板へのイメージがよくなりました。 優先したい暮らしを明確にイメージして選んだので、3年近くたっても、まったく後悔なし! 念願の床暖房がある暮らしを実現でき、快適な冬を過ごせています。
武井優音