福岡市地下鉄沿線のおすすめ餃子4選! 編集部厳選の絶品餃子で食べ歩き
開業したのは木村さんの母。店名「帰郷」は、日本人である木村さんの母が第二次世界大戦により旧満州で残留孤児となり、ふるさと(日本)に帰るという意味を込めて名付けたそうです。木村さんが後を継いでからも母のレシピを継承し、今も本場の中国料理を提供しています。
お店では日本人はもちろん、中国人も好きな中華料理を提供。九州大学箱崎キャンパス(現在跡地)の近くということもあり、昔は学生や留学生が多かったそうですが、現在は地元の常連客が足繁く通います。 また、毎年筥崎宮で開催される「放生会」にも30年近く出店。餃子や小籠包、春巻きなどを販売しているそうです。
「焼餃子」(10個650円)は、皮、餡(あん)ともに全て手作り。味付けもオリジナルで、中国の家庭的な味わいを楽しめます。具材はキャベツ、白菜、豚肉など。白菜は細かく乱切りし、水分を取って具材に合わせているそう。水を切ることで白菜のシャキシャキとした食感が際立ちます。 中国の餃子は多種多様と木村さん。「ピーマンやセロリ、シーフードを具材に入れた餃子など種類豊富。キャベツと白菜の組み合わせはポピュラーで誰でも食べられるので、当店ではこの餃子を提供しています」と話します。
「焼餃子」は一つ一つが大きく、もっちりと弾力のある皮が特長。餡もたっぷりと入っていて食べ応えがあります♪ 白菜のシャキシャキとした食感も楽しめますよ。 タレはオリジナルブレンドの酢醤油のほか、手作りのラー油を用意。ラー油は中国から取り寄せた調味料に、数種類の唐辛子やごまなどを合わせています。ピリ辛で独特の風味がクセになる味わい◎。もちろん何もつけずに食べても美味。
餃子の次に人気の「小籠包」(8個850円)。中国で作られたもので、本場中国の味を堪能できます。牛肉を使用し、中の汁と一緒にうまみがあふれ出します。もちっとした皮にぎゅっと肉が詰まっていて食べ応え満点です◎。