28日午前、佐賀市の医療機関の駐車場で、歩行者1人と車2台に次々に衝突し、歩行者1人に大ケガをさせたとして83歳の男が逮捕されました。歩行者の男性は意識不明の重体です。 過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕されたのは、佐賀市の無職、石丸保夫容疑者（83）です。 警察によりますと、石丸容疑者は28日午前10時半ごろ、佐賀市水ヶ江の医療機関の駐車場で、駐車枠から軽乗用車を発進させ、歩行者1人をはねて大ケガをさせた上、停車中の軽トラック1台と駐車中の乗用車1台に次々に衝突した疑いです。 はねられたのは市内に住む74歳の男性で、頭から出血し意識不明の重体です。 軽トラックには1人、乗用車には2人が乗っていましたが、それぞれ病院に運ばれるような大きなケガはないということです。 警察の調べに対し、石丸容疑者は「事故を起こしたことは間違いありません」と容疑を認めているということです。 車は前方に直進して、歩いていた男性をはね、軽トラックの前部のバンパーと、乗用車の運転席のドアとぶつかり止まったということです。 警察が当時の状況を詳しく調べています。