【これ以上何が必要?】 パナソニックのストラーダシリーズがフルモデルチェンジ 機能向上へ
使い心地はまるで内蔵機能
また、通信はナビ機能でもメリットが多くある。目的地検索項目では内蔵データを利用する『名称検索』とは別に『オンライン名称検索』を新設定。サーバーに収録されている最新の施設検索データを通信で取得し、オープンしたばかりの施設でも目的地設定や立ち寄り地点設定が可能だ。 検索方法は地域と名称の一部を入力して絞り込みをするもので、使い勝手に優れ、検索結果のリストは自車から近い順に並べ替えられる。通信状態が良好であれば、操作はスムーズで待たされる時間はない。 さらに『ワンタッチ地図更新』も備えており、サーバーに新しいバージョンアップデータがアップされると、お知らせ画面が自動表示される(Wi-Fi接続時)。 画面上の『部分更新』または『全更新』のボタンにタッチすれば地図データが自動で書き替えられる。従来はパソコンを使ってインターネット経由でデータをマイクロSDカードにダウンロードし、それをナビに持ち込んでいたので、手間は大幅に軽減される。 CN-CE01WD・CN-CE01D以外のモデルは最大3年間の無料更新権が付いており、期間中は常に新鮮な地図や検索データを利用できるのも嬉しいポイントだ。 スマホとの連携も一段と強化され、iPhoneの場合は『Apple CarPlay』、Androidスマホの場合は『Android Auto』と連携。スマホにインストールされている対応アプリの情報をナビ画面に表示し、タッチパネルでコントロールできる。 使い心地はまるで内蔵機能のようでスムーズ。音楽ストリーミングサービスの再生やメッセージ・ニュースの読み上げなどが特に便利だ。 接続方法はワイヤレスとワイヤード(CN-F1X10C1DとCN-F1D9C1Dは本体前面のカバー内にUSBタイプC端子を搭載)の2種類の接続方法が選べる。発売はそれぞれ、10月上旬~11月下旬予定だ。
浜先秀彰(執筆/撮影) AUTOCAR JAPAN(編集)