小池都知事が定例会見7月20日(全文1)2020年に向け、3つのシティを実現
2020年に向けた実行プランの政策の強化について
次に2020、2020年に向けた実行プランの政策の強化についてであります。3つのシティを実現いたしまして、新しい東京をつくっていくために、ただ今申し上げました重点政策方針2018に掲げた戦略を政策化するなど、5つのポイントに沿って2020年に向けた実行プランの政策を充実、洗練させていく、ブラッシュアップさせていくということでございます。 次に平成31年度の予算見積方針と、組織定数方針についてのご説明でございますけれども、平成31年度予算の見積方針のポイントは3つ挙げております。1つ目のポイントがはりに当たる部分ですが、局横断的な連携をし、そして新たな発想の活用を行う。東京のさらなる発展に向けまして、全庁的な施策の展開を強力に後押しをする。先ほど申し上げました重点政策方針2018に関しての施策については、積極的に事業化、予算措置をしていくということであります。また、先日発表させていただきましたけれども、大学研究者からの事業提案であるとか、それから昨年から行っております都民提案ですね、これらの取り組みによってこれまでの行政にはなかった新たな発想を積極的に取り入れていきたいと存じます。 2つ目のポイントは、ワイズスペンディングの視点、これを徹底することであります。各事業の評価に当たりましては、コストベネフィット、費用対便益ですね、その視点。加えてエビデンスベース。客観的な指標に基づく評価【*******(音飛び) 00:09:18】ってまいります。また、都政改革本部におきましては、各局が見える化改革として行いました分析の結果をしっかり予算に反映して、質の向上を図ってまいります。これがめりの部分であります。 それから3つ目のポイントは、東京2020大会の開催準備の総仕上げとなります。開催まで来週であと2年というふうになりました。万全の体制で大会を迎える、そのための準備がいよいよ佳境に入るという時期になります。経費の精査をしっかりと進め【*****(音飛び) 00:10:00】も大会開催に向けました総仕上げを着実に進めてまいります。また、こうした計画、予算面での取り組みを、組織定数の面からもめりはりをつけてまいりまして、スクラップ・アンド・ビルドを徹底しながら下支えをしていくということであります。以上、申し上げました方針の下で計画、予算、そして組織定数、これらが一体となって都庁全体としての総合力を高めていく。そのことで、喫緊の課題の解決や持続的な成長に向けました政策を生み出して、磨き上げ、積極果敢に展開をしていきたいと存じます。