デジタルネイティブの子どもたちに"懐かしの電子機器"を見せたときの反応が「面白い」と話題に...ラジカセやフロッピーディスクを不思議そうに見る姿も
ガラケーからスマホはもちろんのこと、軽量化かつ機能性もアップしたりと、時代とともに進化してきた電子機器。先日、ある企業が子どもたちに1990年代の電子機器を見せ、どんなものなのかを考えてもらう動画と調査結果を公開。フロッピーディスクやポータブルラジカセを目の前にした子どもたちの反応が、話題となっている。 【動画】「これ、なに⁈」とにかく興味津々な子どもたちの姿に、思わず笑ってしまう
懐かしの電子機器を子どもに見せてみた!
話題の動画は、教育テクノロジー企業「ExploreLearning」が公開しており、ロンドンにある学習センターで実施されたとのこと。動画内では、懐かしの電子機器を不思議そうに手にとる子どもたちの姿が映し出されている。 ある子どもはカセットテープを電池だと思い、別の子はフロッピーディスクを電卓だと勘違い、さらには「Hey Google」と声をかけ、ラジカセを起動させようとした子どももいたよう。 全体の調査はイギリスの10歳の子どもたち500人を対象に、フロッピーディスク、カセットテープ、ポータブルラジカセ、オーバーヘッドプロジェクターの写真を見せて行われたとのこと。その結果、68%がオーバーヘッドプロジェクターの名前すら分からず、さらに72%の子どもたちは何に使うものなのか見当もつかなかったという。 またフロッピーディスクに関しては、61%の子どもたちが識別できなかったというものの、対面の実験でもアンケート調査でも、多くの子どもたちはコンピューターに関係するものだと認識していたそう。子どもたちはフロッピーディスクを「コンピュータの古いやつ」「ゲーム」などと呼んでいたという。 同企業の数学と英語部門の責任者であるアマンディープ・サンヘラ氏は、この調査結果に対し次のように語っている。 「教室のテクノロジーの進化の速さには、目を見張るものがあります。親にとっては日常的な必需品であったものが、たった20年か30年の間に子どもにとっては謎めいた遺物となったのです。私たちの調査では、魅力的であり、面白い世代間のギャップが明らかとなりました」