「台風10号」28日午後に近畿地方へ最接近のおそれ 警報級の『大雨』『暴風』の可能性「進路が現在より東を通れば、2018年の台風21号の時と似たルートに」大阪管区気象台
強い台風10号は、28日(水)午後に近畿地方に最接近するおそれがあり、大阪管区気象台は注意を呼びかけています 【予想を見る】気になる台風10号の今後の進路は?予報円は本州に 気象台によりますと、強い台風10号は、25日(日)正午現在、日本の南にあって時速30キロの速さで北西へ進んでいるということです。中心気圧は980ペクトパスカル、中心付近の最大風速は秒速35メートルとなっています。大阪管区気象台によりますと、台風10号は、強い勢力を維持したまま近畿地方には28日(水)に接近し、午後に、最接近するおそれがあります。 近畿地方への影響ですが、警報級の大雨となる可能性は、27日(火)は、滋賀県・奈良県・和歌山県に、28日(水)は、近畿地方全域としています。 警報級の暴風となる可能性は、近畿中部・南部では27日(火)午後から、28日(水)は近畿全域であるとしています。 また、28日(水)は近畿地方に、高潮警報を発表する可能性があるとしています。 大阪管区気象台の海老政徳主任予報官は、「台風の進路が、現在より東を通れば、2018年の台風21号の時と似たルートになる。今後の情報に注意してほしい」としています。また、大阪管区気象台は、台風10号は、28日(水)午後に近畿地方に最接近するおそれがあるとして、不要不急の外出は控えるよう呼びかけています。