【マレーシア】JICA、理数科教育に関する第三国研修
国際協力機構(JICA)マレーシア事務所は、マレーシア外務省、東南アジア教育大臣機構理数教育センター(SEAMEO RECSAM)と共同で、マレーシアで第三国研修「理数科教育者向けカリキュラム・教科書開発」を実施している。 今回の研修は、9月25日~10月15日の日程で実施。東南アジア教育大臣機構理数教育センターが受け入れ機関となり、アフリカの9カ国から研修員18人を受け入れている。研修員の多くは政府職員で、理数科教育のカリキュラムや教科書開発に関する日本とマレーシアの経験と手法を共有する。また、教育現場や学校の視察も実施する。 第三国研修は、JICAが資金的・技術的に支援する技術協力の一種。マレーシアでは、1992年からJICAとマレーシア外務省が共同で実施している。 ■9~18日に投資促進研修 JICAマレーシア事務所はまた、マレーシア外務省、マレーシア投資貿易産業省傘下のマレーシア投資開発庁(MIDA)と共同で、第三国研修「アフリカ諸国向け投資促進」を開催する。 研修期間は今月9~18日で、投資開発庁が受け入れ機関となり、アフリカの15カ国から研修員15人を受け入れる。研修員は政府職員で、マレーシアでの投資促進やマレーシアと日本の投資政策と戦略について共有する。また、ペナン州やクダ州の現地および日系企業の視察をする。