プーチンが進めるウクライナ東部「ロシア化」の実態
Luca Perra / shutterstock.com
ロシアは2022年2月24日、「特別軍事作戦」と称して 「ネオナチから親ロシア系住民を守る」という名目 で ウクライナへの侵攻 を開始し、一方的に独立を承認したウクライナ東部の「ルガンスク人民共和国」および「ドネツク人民共和国」のほか、南部のへルソン州やザポリージャ(ザポロジエ)州といった隣接地域をネオナチ勢力から「解放」した、と成果を訴えてきた。 さらに9月23日から27日にかけて「住民投票」と称して上記4地域のロシアへの「併合」を問い、国営メディアなどの発表によると圧倒的多数の賛成票を獲得し、9月30日に4地域のロシアへの「併合」を表明した。
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西山美久