【巨人】悪夢のサヨナラ負けで4位に転落...ケラーが延長10回1死無走者から宮崎に悲劇弾を浴びる 岡本和の8回 同点13号2ランは空砲
■プロ野球 DeNA 5X-4 巨人 延長10回(27日 横浜スタジアム) 巨人はDeNAに今季5度目のサヨナラ負け、33勝33敗5分の勝率5割で4位に転落した。4ー4で迎えた延長10回、6番手・ケラーは先頭・牧を空振り三振も宮崎にレフトスタンドへ6号サヨナラ弾を撃ち込まれた。DeNA戦の連勝も5で止まり、ケラーは移籍後に初黒星を喫した。 先発は井上。ここまで12試合に先発し、防御率3.74の成績を残している。DeNA相手には直近では4月28日に登板し、2回を無失点に抑えている。 スターティングメンバーには今季初めて吉川が2番に入った。7番レフトには立岡が6月21日以来初めて入った。 初回、相手先発の平良から1番・丸が投安で出塁する。続く2番・吉川のセカンドゴロの間に1死・二塁のチャンスをつくる。しかし、3番・ヘルナンデスは見逃し三振、4番・岡本は空振り三振に倒れ、先制点はならない。 井上は先頭の桑原にツーベースヒットを許す。しかし、2番・度会は左飛、3番・オースティンは三ゴロに打ち取り、2死三塁とする。その後、4番・牧は右飛に打ち取り、ピンチをしのぐ。 2回、先頭の大城のライトへの今季第2号のホームランで1点を先制する。 その裏、先頭の5番・宮崎にライトへのヒットを許す。続く6番・佐野はセカンドゴロに打ち取り、1死二塁とする。その後、7番・山本は遊失で1死一・三塁とピンチが拡大する。しかし、8番・大和は三併打に打ち取り、得点は与えない。 3回、先頭の丸にヒットを放つと、続く吉川の犠打で1死二塁のチャンスをつくる。しかし、ヘルナンデス、岡本は凡退で追加点はならない。 その裏、1死から桑原にホームランを浴び、1―1に追いつかれる。 4回、1死から6番・岸田が左安、7番・立岡が中安で1死一・二塁のチャンスをつくる。しかし、8番・門脇は投併打で勝ち越しはならない。 その裏、1死から宮崎に中安で出塁を許す。続く佐野にライトへのツーランホームランを浴び、勝ち越しを許し、1-3となる。 井上はこの回で降板する。4回66球3失点のピッチングだった。 2番手には赤星があがる。先頭の代打・京田にセンターへのヒットを許す。桑原、度会は一ゴロに打ち取り、2死三塁とする。しかし、オースティンにタイムリーツーベースヒットを浴び、さらに1点を追加され、1-4となる。 6回、先頭の岡本が左安打で出塁する。しかし、大城は二飛、岸田は右飛、立岡は遊ゴロに倒れチャンスを生かせない。 7回、坂本の前に門脇、代打・萩尾、丸が三者凡退に終わる。 8回、先頭の吉川がレフトへのツーベースヒットで出塁する。続く、ヘルナンデスはセンターへのヒットを放ち桑原のファンブルで、2-4とする。その直後、岡本の13号となるツーランホームランで4-4の同点に追いつく。 その裏、4番手の泉は1死から山本に四球を与える。しかし、続く大和は二併打に打ち取り、得点は与えなかった。 9回表、門脇が左安打で出塁する。代打・増田大の犠打で1死二塁とする。続く丸は二ゴロで2死三塁とする。その後、吉川は中飛に倒れ、チャンスを生かせない。 その裏、5番手の高梨は1死から桑原に投安打でエラーもからみ二塁のピンチを招く。しかし、続く度会は門脇の好プレーで遊直に打ち取り、森敬はセカンドゴロに抑え、ピンチをしのいだ。 10回表、京山の前にヘルナンデス、岡本は凡退する。2死から大城が四球で出塁する。しかし、岸田は捕邪飛に倒れ、無得点に終わる。