タフな外観と可愛らしいチェック柄のインテリア、手軽に外遊びを楽しむホンダの新型「N-BOX JOY」登場!
■ラゲージスペースまでチェック柄で統一 しかも、このチェック柄生地は、前後シートの背もたれや座面だけでなく、セカンドシートをダイブダウンしたときにも現れる。ダイブダウンとは、N-BOXの大きな特徴のひとつで、セカンドシートの背もたれを座面と一緒にフロアに収納できる機能のこと。これにより、軽自動車とは思えないフラットで広々とした荷室空間を作り出せるのだ。 新型N-BOXジョイにも、この機能を有するが、スタンダード仕様やカスタムでは、セカンドシートの背もたれ裏やフロアへ続くスライド式ボードの生地はブラック。対するN-BOXジョイでは、これらの部分にもチェック柄の生地を採用する。
これは、ダイブダウンをした際に、テールゲートを開けて大自然などをゆったりと眺められるソファなどとして荷室を使うための演出だ。ブラックの生地よりも、チェック柄のほうが親しみやすいし、リビング的な雰囲気が出る。ちなみにダイブダウン時の荷室は、テールゲート開口部から前席シート背もたれまでの長さが161cm。大人の場合、完全に横になるにはやや窮屈だが、前席シート裏に背中をつけ、足を伸ばして座るには十分なサイズを確保している。
しかも、チェック柄の生地は、撥水加工も施しているため、水やコーヒーなどをこぼしても簡単に掃除できる。また、セカンドシートの背もたれ裏には薄いプレートも挿入。この部分には、通常、シートのフレームがあり、腰掛けるとお尻や背中などに凹凸感を覚える。プレートはそれを防ぎ、座り心地を向上するための工夫だ。 さらに、フロア後端部の高さを80mmアップすることで荷室をさらにフラットにし、足をより自然に伸ばせる荷室の角度も設定。加えて、フロア後端部には容量18Lのフロアアンダーボックスも新設しており、折りたたみ式のテーブルやチェアなど、ちょっとしたアウトドア用品を収納するのに便利だ。ほかにも荷室後方の右側には、室内灯も用意。セカンドシートをダイブダウンし、人が横になった際などの利便性も向上させている。