阪神・平田2軍監督 大敗も出場2戦連発の中川を称賛「やっぱ京都国際やな、魅力がある」
「フェニックス・リーグ、阪神2-12西武」(26日、南郷スタジアム) 配置転換で3年ぶり4度目の復帰となった阪神・平田勝男2軍監督が久々に指揮を執ったが、投手陣が次々と打ち込まれ大敗を喫した。得点は中川の出場2試合連発となる2ランによる2点のみに終わった。この日から来季へ向けて2軍スタッフが新体制に移行し、練習前には平田2軍監督が5分に及ぶ訓示。「ドラフトでまた新しい競争相手ができたやろ。燃えるものがなくなったら終わりだぞ。へこたれないようにしないと。じっくり見させてもらうから」と若虎の成長に期待した。 【写真】左翼フェンス越えの2ランを放つ中川 以下、平田2軍監督の一問一答。 -3年ぶりに指揮を執って。 「どん底でこれからもがき苦しんで上がって行く(西)純矢が楽しみになってきたよ。(5失点の)初回は久しぶりに実戦で見るから、ストレート中心に行けと俺が言ってしまったから。とはいえ、これから上がって行くしかない。久保田(2軍投手コーチ)は忙しくなるんやない?寝てる暇ないよ。久保田、江草、渡辺は夢にまで出てくるでしょ、ピッチングコーチは。それくらいやりがいが出てきたよ」 -中川が出場2試合連発。打てる捕手。 「やっぱ京都国際やな。さすが優勝校の出身。バットのヘッドの使い方なんて、相変わらずうまいね。あとはなんとかスローイングをな、日高コーチと今やってるので。そういうところをすれば十分打てるキャッチャーとして魅力がある」 -来季に向けて秋はどう過ごしてもらいたいか。 「11月は(秋季キャンプで)藤川監督にいかにアピールできるか。来年2月のキップがかかってるから。彼らが2月に1軍のキャンプに抜てきされる可能性があるんだもん。楽しみが増えたよ」