「途中呼吸困難になった」西岡良仁 第5セット途中に痙攣で棄権 テニス・全米OP
◇全米オープンテニス2024 男子シングルス1回戦 ミオミル・ケツマノビッチ2-2(棄権)西岡良仁(日本時間27日、アメリカUSTAビリー・ジーン・キング ナショナル・テニス・センター) 【画像】“生涯ゴールデンスラム”達成のジョコビッチ選手 全米オープン男子シングルス1回戦に登場した西岡良仁選手が、最終第5セットまでもつれる接戦となるも、途中で棄権しました。 第1セットはタイブレークの末、セルビアのケツマノビッチ選手に7-6で奪われた西岡選手。 それでも第2セット、第3ゲームをブレイクすると、第7ゲームでもブレイクに成功し6-2でこのセットを奪取します。 つづく第3セットではゲームカウント5-5と互いに譲らない展開に。それでもそこから2ゲーム連続で奪い、7-5でセットカウント2-1とした西岡選手。 第4セットは7-5でケツマノビッチ選手に取られ、試合は最終第5セットにもつれこみます。 しかし第5セットの第2ゲーム、西岡選手は回り込んでフォアハンドを打つと、その直後に足がもつれて体勢を崩します。その後右膝に手を当てると、つらい表情を見せコート脇に倒れ込みました。その後メディカルがかけつけるも状態の改善は見られず、途中棄権で敗退となりました。 試合後、西岡選手は自身の公式Xに「4セット目の33あたりから既に痙攣を感じており、ファイナル0-1では足よりも腰が痙攣して立てなくなりそのまま足も痙攣をしました」と投稿。つづけて「途中呼吸困難になりましたが、チームのサポートを借りながら車椅子に乗せてもらい痙攣をしたまま運んで貰いました」と当時の状況を説明しました。 各部位が痛くなっているためダブルスへの出場は見送り、日本に戻る予定だという西岡選手。 それでも応援してくれるファンに対し「残念ですがこのアメリカシーズンはランキングも上がり自信になる瞬間も多かったので引き続きアジアシーズンも頑張って行きます」とメッセージを送りました。