【アウトバーンのレジェンドたち】モントレーにドイツ製アウトバーンのレジェンドたちが大集合!
アウディのプログラムは、これほど多様ではない。数台の「TT」を除けば、ほとんどすべてが当時クワトロ社によって製造され、現在はアウディスポーツによって製造されているパワーハウスを中心に展開されている。愛情をこめてメンテナンスされた初代「クワトロ」から、「RS4」、「RS6」、そして「R8」まで。遅くとも今年には生産が終了し、完全なコレクターズアイテムとなる「R8」は、将来さらに多くのエンスージアストをレジェンドに惹きつけることだろう。
現行の市販車か、それともオリジナルのクラシックカーか – メルセデスほどこれが混同される場所はない。もちろん、欠かせないガルウィングからパゴダ、そしてレジェンドではルーフにスキーを積んで展示されている「107」まで、ここには本物の「SL」がたくさん並んでいる。「Sクラス」や「Eクラス」も多数展示され、テールフィンやオフロード車も数台ある。
メルセデスはSLR、SLS、AMGを展示
もちろん、「SLR」、「SLS」、「AMG」も展示されている。しかし、目を引くのはLAオレンジカウンティ(郡)から来た2人組で、「赤い雌豚」を再現し、かなり奇抜なポイズングリーンの「300SL」のためにタイムラインを曲げている。ガルウィングドアとデザインの基本的な特徴を除けば、1950年代の面影はあまり残っていない。
しかし、3日後の「コンクール デレガンス」では、ネジやケーブルの1本1本までオリジナルかどうかをチェックするのに対して、ここではただ、みんなでクルマを楽しんでいる。たとえそれが舗装道路でなく、短く刈り込まれたゴルフコースの上を走る特別な道であったとしても。
LA発のSクラブが300SLを再構築。
ドイツ人とアメリカ人の間に軋轢は見られない。「ティファニー」を除いては・・・。これは、ラインストーンを散りばめた「Sクラス コンバーチブル」に乗った主人に広場を押し回される4本足の苗木である。少なくともここでは、ドイツとアメリカの関係は明らかに犬猿の仲である。
T. Geiger