「世界で最も利益を上げた」スポーツチーム2024年版
2024年版「世界で最も収益性の高いスポーツチーム」ベスト25
今後はNFLに競合するチームが増えるかもしれない。NBAは新たな全国規模のメディアと契約締結が間近であり、その放映権収入は3倍になる可能性もあると報じられている。ただし、これによってNBAのサラリーキャップ(年俸総額の上限)も引き上げられ、その増額分の半分は選手に支払うことになるだろう。収益という観点で問題となるのは、各バスケットボールチームがいくらの「税」を払う気があるのかということだ。例えば、昨年は7位に入っていたゴールデンステイト・ウォリアーズ(NBA)は、今年は莫大な「ぜいたく税(年俸総額がサラリーキャップを超え、さらに一定の基準に達すると払わなければならない課徴金)」の支払いのため、トップ25から漏れた。 ■2024年版「世界で最も収益性の高いスポーツチーム」ベスト25 1. ダラス・カウボーイズ(NFL):12億5100万ドル(約1960億円) 2. ニューイングランド・ペイトリオッツ(NFL):5億7900万ドル(約907億円) 3. マンチェスター・シティFC(EPL):4億7800万ドル(約749億円) 4. トッテナム・ホットスパーFC(EPL):4億4100万ドル(約691億円) 5. マンチェスター・ユナイテッドFC(EPL):4億2400万ドル(約664億円) 6. ニューヨーク・ニックス(NBA):3億9500万ドル(約619億円) 7. ヒューストン・テキサンズ(NFL):3億8600万ドル(約605億円) 8. ニューヨーク・ジャイアンツ(NFL):3億8100万ドル(約597億円) 9. ロサンゼルス・ラムズ(NFL):3億6500万ドル(約572億円) 10. シカゴ・ベアーズ(NFL):3億5500万ドル(約556億円) 11. ロサンゼルス・レイカーズ(NBA):3億3700万ドル(約528億円) 12. リバプールFC(EPL):3億3400万ドル(約523億円) 13. アトランタ・ファルコンズ(NFL):3億2600万ドル(約511億円) 14. FCバイエルン・ミュンヘン(ブンデスリーガ):3億1900万ドル(約500億円) 15. フィラデルフィア・イーグルス(NFL):3億600万ドル(約479億円) 16. アーセナルFC(EPL):3億100万ドル(約472億円) 17. ジャクソンビル・ジャガーズ(NFL):2億9300万ドル(約459億円) 18. シカゴ・ブルズ(NBA):2億8900万ドル(約453億円) 19. ダラス・マーベリックス(NBA):2億8100万ドル(約440億円) 20. マイアミ・ドルフィンズ(NFL):2億7900万ドル(約437億円) 21. ヒューストン・ロケッツ(NBA):2億7100万ドル(約425億円) 22. ボストン・セルティックス(NBA):2億7100万ドル(約425億円) 23. ニューヨーク・ジェッツ(NFL):2億7000万ドル(約423億円) 24. ピッツバーグ・スティーラーズ(NFL):2億5600万ドル(約401億円) 25. デンバー・ブロンコス(NFL):2億5400万ドル(約398億円) 平均3億7800万ドル(約592億円) ※金額は、EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)ベースの営業利益 ※NFLが2022年シーズンまで、NBA、EPL、ブンデスリーガは2022-23年シーズンまで、MLBは2023年シーズンまでの過去3シーズンを合計した数字
Mike Ozanian