ボクシング＝フューリー、ウシクに殴られる写真にサイン 再戦会見で
［ロンドン ２３日 ロイター］ - ボクシングの世界ヘビー級王者オレクサンドル・ウシク（ウクライナ）がタイソン・フューリー（英国）との再戦に向けた記者会見で、自身がフューリーの顔面を殴る写真にサインを求め、フューリーがそれに応じる一幕があった。 ロンドンのギルドホールで２３日行われた記者会見にスーツ姿で現れたウシクは、持参したブリーフケースを席上で開けると、中から写真を取り出し、司会者を挟んで反対側に座っていたフューリーのところまで運び、サインを要望。これに対し、フューリーは冷静に対処してペンを走らせると、受け取ったウシクが写真とサインを報道陣に公開した。 さらに、対戦するボクサーが向き合って互いをにらむという定番のフォトセッションに入ると、しばらく顔を合わせた後、今度はフューリーが突然ウシクをくすぐって反撃。会見は笑いを誘う和気あいあいとした雰囲気になった。 両者は５月１８日にリヤドで行われたタイトルマッチで対戦し、ウシクが僅差の判定勝ちで史上初のＷＢＡ、ＷＢＣ、ＩＢＦ、ＷＢＯ王座統一を達成（後にＩＢＦ王座は返上）。当初から設けられていた契約条項により再戦が決まっていた。
