突然実感した「小4の壁」問題。 “勉強もスポーツも両立したい”我が子のために親ができること
こんにちは、にこはなです。 2、6、7、9歳の4人の子ども達と暮らしています。 我が家の長男は小学校4年生。 【収納例を見る】朝からイライラしない!忘れ物が「ゼロ」になる簡単収納術 お友達と思いっきり遊べた低学年の頃と比べ、毎日忙しく、以前よりもゆっくり出来る時間が少なくなったように感じています。 そんな中でも、「勉強もサッカーも、遊びも、どれもやめたくない。楽しみたい」という息子。 だからこそ、親としても、環境を整え、取捨選択を一緒に考えていくことが必要になってくる時期だと感じています。 忙しい中でもサッカー、勉強、遊び、趣味の時間……どれも大事で大好きな我が子が、全部を思いっきり楽しめるように。 どうしようかと一緒に考えた結果、小1、小2の次男・三男とともに毎日のルーティンを見直したことで、我が家はとってもラクになりました。
突然実感した「小4の壁」
「小4の壁」という言葉は聞いたことがありましたが、内容はあまり理解しておらず、「学童に入れない子が増え、一人で留守番する子が多いことかな?」と、勝手に思っていました。ですが、居場所の確保だけの問題ではなく、もっといろんなことが重なる時期なんだと、実際に息子が4年生になり、実感しつつあります。 小学校4年生になった息子に今、感じること。 我が家の場合は、ゆっくりできる時間が少なくなったということです。 平日はほぼ6時間授業になり、学校が早く終わった日には、お友達と遊ぶ日もありますが、習い事やサッカーがある日は、遊びに行くことはほとんどなくなりました。 夢中になっているサッカーは、週に4~5回に増え、土日は試合や、遠征や合宿などに行くこともあります。 スポーツをやっているご家庭は、低学年の時よりも練習量が増えることも多いのではないでしょうか。 毎日の自主トレを頑張っている子も多いですし、息子のお友達でも、スポーツに限らず、習い事で忙しいお子さんのことをよく聞きます。 さらに、学習は具体物から抽象的になる時期でもあり、漢字や覚えることも増え、今までの基礎よりも少しずつ難しくなってくる頃。新学期の授業参観で、早い子は数秒で出来る問題を、時間がかかる子は3分以上考えている。クラスの子たちの差は、低学年の頃よりも明らかで、後ろで見ていて驚いたほどでした。 年齢的にも、子どもたちが、周りと自分を比べることが出来てきて、「自分はみんなよりこれが出来ない」と、劣等感を抱きやすい時期でもあるそう。保護者面談でも、「4年生は子どもたちの間に、勉強も運動も、苦手意識が増え始める時期。苦手な教科のある日は休みたいと思う子も出てきやすい」ということを先生から聞いたところでしたので、こういうこと……!と、おもわず納得。 その他にも、長男は穏やかな性格なのですが、それでも「おっ! これは反抗期なのか?」と思うことも少しずづ出てきて。親の言い方によっては、しっかり言い返してケンカのようになることもあります。 この悩みを話すと、同年代のママさんからは、共感する声も多かったです。 これも成長とは思いながらも、今まで以上に子どもへの関わり方と時間の使い方の見直しが必要になり、親もアップデートする時期がきたんだと感じ、子ども達とともに、今後、どうすればよいか、一緒に話し合うことに。 次回は、我が家の生活リズムをどう変えたのか、親も子もイライラしなくなった解決策についてご紹介します。
【Profile】にこはな(@nicohana.ouchi)
にこはな 2歳、6歳、7歳、9歳の4児の母。産婦人科/NICU/小児科で看護師として勤務。ダウン症のある次男を出産後に退職。現在は保育園や障がい者福祉施設、放課後デイなどをまわり支援する看護師として勤務する傍ら、モンテッソーリ教師資格取得に向け勉強中。ベビーマッサージ/ヨガレッチ教室講師。小児専門理学療法士の夫と共に、運動×モンテッソーリを取り入れた療育×健常児も交われるような施設を開く夢の実現のために活動中。 Instagram:@nicohana.ouchi ブログ:https://nicohana.com/
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