田中碧、ダービー・カウンティ戦で勝利に貢献 チーム1位のパス成功本数“49”本、地元メディアの評価は?「比較的静かだった」
リーズに所属する日本代表MF田中碧が、チャンピオンシップ第24節のダービー・カウンティ戦に先発出場した。 【動画|試合ハイライト】田中碧がチーム1位のパス成功本数49本!ダービー・カウンティ vs リーズ 24/25 チャンピオンシップ第24節 リーズは現地時間12月29日、アウェイでダービー・カウンティと対戦した。試合は、リーズが主導権を握り、相手にチャンスを許さない展開となる。しかし、リーズは前半で合計7本のシュートを放つも得点には至らず、両チームともに無得点で試合を折り返す。 1点が欲しいリーズは79分、ブレンデン・アーロンソンのゴールで遂に先制する。試合はこのまま1-0でリーズが勝利し、チャンピオンシップ首位をキープすることとなった。また、田中は90+2分までプレーした。 また、この試合で田中はパス成功本数49本、ロングパス成功本数4本、インターセプト2回を記録。これらはすべて、この試合におけるチームトップの数字だ。 田中に対する現地メディアの評価は2つに分かれた。地元紙『ヨークシャー・イブニング・ポスト』は田中にチーム2位タイの7点という評価を与えた。 「他の試合に比べると静かで、調子が上がるまで時間がかかった。パスの能力を時折披露し、ピッチを動き回りながらチャレンジした。力強く、自分の出番を終えた」 そして、地元メディア『MOT リーズ・ニュース』も田中をチーム2位タイの7点と評価した。 「ダービー・カウンティとの試合で(ダニエル・)ファルケ監督率いるチームの先発メンバーに復帰した田中は、今シーズン披露してきたクオリティをこの試合でも見せ、エランド・ロードのサポーターの人気を不動のものにした」 しかし、地元メディア『リーズ・ユナイテッド・ニュース』は、田中に対し4点という厳しい評価を下した。田中は普段、イングランド人MFジョー・ロズウェルと2ボランチを組むことが多いが、この試合ではウェールズ代表MFイーサン・アンパドゥとコンビを組んだ。 「おそらく田中にとってリーズ移籍後の最悪の試合となった。いつもと違いボールの扱いがずさんで慎重だった。中盤で自分を主張することもできなかった。ジョー・ロズウェルとのコンビを解消したのは、あまり賢明な判断ではなかったかもしれない」 リーズは次節、日本代表FW大橋祐紀が所属するブラックバーンと対戦する。
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