大谷翔平のゴミ拾いが米上院議会にまで影響「小さな善行が集まると大きな力を発揮する」
ドジャース・大谷翔平(30)の〝善行〟が米国議会にまで影響している。韓国系米国人のアンディ・キム氏が5日(日本時間6日)の大統領選と同日に行われたニュージャージー州の上院議員選挙に民主党公認として出馬し、当選。「すべての人のための公職者として名誉と誠実さを持って奉仕していきたい」と決意を口にした。 このアンディ・キム氏はゴミ拾いをする「小さな善行」で知られ、2021年1月にトランプ支持者らが起こした「議会襲撃事件」で1人ゴミを片づける姿が話題となった人物。韓国メディア「CBSノーカットニュース」は「彼の姿はMLBで大きな成功を収めた大谷に似ている。121年の歴史で初めて50―50を達成した大谷はふだんからゴミ拾いの習慣を持つことで知られている。彼は『他の人が落とした幸運を拾う』と説明していた。ゴミを拾うことはすごいことには見えないかもしれないが、小さな行動が集まると大きな力を発揮する。その姿を見た人がそれに倣い、清潔な空間を作り上げる」と大谷と共通していると報じた。 野球だけでなく、グラウンドやベンチでゴミを拾う姿で人間的にも称賛されてきた大谷。同メディアは「周囲を気にかける姿勢がMLBに新たな歴史を刻み、韓国系初の米上院議員という位置に至る一助となったのは間違いない」と共通点を挙げた。その影響は多岐に渡っている。
東スポWEB