ミランTDが明かすフォンセカ監督を招聘したワケ…テオ&メニャンとの延長交渉は?
ミランのテクニカルディレクター(TD)を務めるジェフリー・モンカダ氏が、ミラン情報サイト『MilanNews』のインタビューでチームについて語った。 ミランは今夏、2022年にセリエA制覇をもたらしたステファノ・ピオリ前監督が昨シーズン限りで退任。首脳陣らは、元リールのポルトガル人指揮官パウロ・フォンセカを後任として招へいした。モンカダTDがその理由を明かしている。 「パウロは明確なプレースタイルを持っている。それはリール時代に確認していたが、現在も見て取れるだろう。ミランはミラノのサンシーロでプレーするのであり、このチームはボールを支配し、試合を支配しなければならないんだ」 またミランのTDは、シーズン開始直後に振る舞いが問題視されていた10番のラファエウ・レオンのケースを例に挙げ、ポルトガル人指揮官を評価した。 「それにパウロは、個別と全体で取り組みを行い、興味深いトレーニングをしている。今は11月だが、シーズン終了時には多くの選手が彼のおかげでステップアップしているはずだと確信している。レオンのマネージメントを見て欲しい。マドリード(チャンピオンズリーグのレアル・マドリー戦)やカリアリ、代表において、シーズン開幕時とは完全に異なる選手の姿が見えたと言えるだろう」 続いてモンカダTDは、2026年6月末に契約期限を迎えるフランス代表DFテオ・エルナンデスとGKマイク・メニャンの契約延長に言及。「2カ月前に交渉を開始した。好感触だと言える。本当にみんなが満足していて、誰も退団を望んでいる選手はいないように見えた。本人たちに聞いてくれても良い」と明かした。