「 45歳の母はエゴ…」一生忘れない義母からの言葉。「 閉経 」間際の高齢出産で感じた理想と現実。「ほらね、咄嗟のときに助けられない」
高齢出産とは35歳以上の初産のことを指す。こう改めて数字を見るといかに珍しいことでなくなったかがわかる。危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏はこう話す。 「都市部では特に顕著なのかもしれませんが、35歳はおろか40歳以上の初産も珍しいものではなくなりました。晩婚化や女性の社会進出といった社会の変化を背景に、近年増加傾向にありのでしょうね」。 身の回りでも45歳で出産した例もある。 「1人目を高齢出産で産めば、2人目は必然的にそうなりますよね。ただ不安が大きいのも事実です。というのも高齢出産は障害などの発生率が高くなるというリスクがあります。あとは体力でしょうね。子育ては本当に体力が必要なんです」。 今回はそんな高齢出産をしたことで姑からひどい言葉を受けたと話すある女性だ。 ------------------------------------------------------------------------------
豊島るいさん(仮名・46歳)は43歳で第一子を出産した。高齢出産経験者だ。 「一度離婚歴があります。子供はできませんでした。そのうちレスになって離婚。その後は結婚なんて考えることもありませんでした。1人でも楽しかったし、仕事は充実していましたし」。 しかし運命の出会いが訪れる。 「仕事帰りによるスーパーがあったんです。閉店間際のお惣菜コーナーで何度か顔を合わせた人がいました。それが今の夫です。きちんと話したのは行きつけの居酒屋さん。偶然隣り合わせて意気投合。しばらくはいい飲み友達でした」。 数年後、きっかけがあり付き合いに発展。 「大人なんでね、そういうことになり、付き合うことに。でもこの時点でもまだ結婚とか子供は思い描いていませんでした。でも徐々にお互いに期待してしまったんですよね。41歳で結婚。不妊治療を経て43歳で妊娠、出産をしました」。 妊娠期間、カラダは辛かったが心は満たされていたと話す。 「口では子供なんていらないと言ってきたけど、心の底では欲しかったんだなって。子供を産んでやっと一人前という思いがどこかにあったのかもしれません。だから出来たことが誇らしかった」。 しかし、現実は残酷だった。 「産後のカラダは想像を絶するものでした。とにかくカラダじゅうが痛い。そして眠れない。髪の毛がボロボロ抜ける、肌をケアする時間もない。おっぱいは張るのに母乳は全然出ない。もう本当にツラかった。同時に全母を尊敬しましたね。ある1人を除いては」。 その1人が姑だ。 「結婚の挨拶に行った時から相性の悪さは感じていました。姑にとって夫はひとり息子。義父にも先立たれてるので唯一の肉親なんです。それに私、実は2つ年上なんです。結婚したとき、夫はまだ30代。なんでこんな年増を連れてきたんだと思ったんでしょう」。 しかし孫ができれば状況は変わるのでは?と思っていたるいさん。 「逆でしたね。姑は22歳と若くして夫を産んでいるので、結婚当初はまだギリ50代でした。おばあちゃんになっても60歳。若いし、綺麗にしているんです」。 ー障害とか、大丈夫なの?
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