「13歳で更年期の症状が発症…医師から妊娠は難しいと告げられた」24歳女性が早発卵巣不全の苦しみを乗り越えるまで
24歳になった今、閉経期にいる私はホルモン補充療法を受けている
私は今、エストロゲン、プロゲステロン、テストステロンの補充治療をしている。まだ若いということもあり、一般的な更年期の女性より少し多めに投与する必要があるそう。体に塗布するジェルやパッチ、テストステロンジェル、膣用錠剤、そしてミレーナという子宮内避妊具(IUD)を使っている。メイヨークリニックいわく、ミレーナとは、プロゲスチンというホルモンを放出するもの。治療の方法は一人ひとりが異なる。 私はこの先もずっと、ホルモン補充療法を継続しなければならない。貧血のために鉄分を補給するのに似ていて、ホルモン補充療法は、体が本来生成するはずのホルモンを補うためもの。ホルモン補充療法を続ける期間についての統一した指針はないけれど、2017年に『Human Reproduction Open Journal』誌に掲載された研究によると、一般的な見解では、自然な閉経年齢にある50歳前後まで続けるべきだとされている。 自分が描いていた未来に嘆くこともあった。自分の体に裏切られたような感覚だった。怒りや拒絶、悲しみ、恥、そして疎外感という感情が常に渦巻いていた。同時に、自分のことを責めたり、可哀想に思うのはやめるべきだともわかっていた。診断されて以来、セラピーに何度も通っている。この状態を受け入れて、癒しと深い悲しみを健全に対処できる方法を学ぶために。 この経験を通じて私は、健康について自分を恐れる必要はないことを学んだ。人生で本当に価値のあるもの、やりがいのあることに、決してラクな道のりはない。良いときもあれば、悪いときもある。でも、最終的には、その先にある幸せがすべてを超えていくのだ。