ジェイテクトが拡販へ、「高耐熱リチウムイオンキャパシター」の性能
蓄電機器の “相棒” に
ジェイテクトは高耐熱リチウムイオンキャパシターを「Libuddy(リバディー)」で商標登録した。既存電源やリチウムイオン電池(LiB)、燃料電池といった他の蓄電デバイスの“相棒(buddy)”として世の中に貢献していくとの思いを込めた。同商品の認知度を高め、自動車や工作機械、建設機械、鉄道など幅広い業界に拡販する。 【写真】ジェイテクトの「高耐熱リチウムイオンキャパシター」 リバディーは放電・充電が早く出力密度に優れることや、繰り返し充放電による性能劣化が少ないことが特徴。また独自技術により動作温度範囲はマイナス40―プラス85度Cを実現した。
電動パワーステアリング(EPS)に搭載する補助電源向けに、自動車の車室内温度要求に適合する高耐熱リチウムイオンキャパシターとして開発。高耐熱や高出力、長寿命といった特徴から、EPS向けに限らずさまざまな産業から注目され2019年に量産を開始した。 電力補助、電源バックアップ、電源回生、電源安定化、主電源などへの活用を見込む。