渡辺明九段らが将棋の西の「聖地」高槻市の市長を表敬訪問 ＪＴ杯準決勝大阪大会を前に
将棋日本シリーズJTプロ公式戦（JT杯）の準決勝大阪大会が12日に大阪市のAsueアリーナ大阪で開催されるのを前に、渡辺明九段（40）、稲葉陽八段（36）が11日、大阪府高槻市の濱田剛史市長を表敬訪問した。 高槻市に移転する新関西将棋会館の開館記念式典が11月17日に行われる。将棋の西の「聖地」となる高槻市を訪れた渡辺は「いよいよだな。まだ見ていないが、これから高槻市に来る機会が多くなる」と新会館での対局に期待を膨らませた。JT杯では過去3度の優勝を誇るが「いままで以上に集中したい」と気合を入れた。 兵庫県出身でJT杯初制覇を狙う稲葉は「大阪大会だとイベントでよく会う方がたくさん来てくださる。そういう方たちの前で将棋を指せるにはうれしく思う」と意気込んだ。 JT杯は公開対局で、持ち時間が各10分の早指し。先手・後手は振り駒で決定する。
