ヘラルボニーがフランス・パリに子会社「ヘラルボニー ヨーロッパ」を設立
ヘラルボニーが、フランス・パリで子会社「ヘラルボニー ヨーロッパ(HERALBONY EUROPE)」を設立した。ヘラルボニーが管理する2000点以上の作家のアートデータを活用し、障がいのイメージ変容に繋がる事業をグローバルに展開する。 【写真】HERALBONY EUROPE・CEO 忍岡真理恵
ヘラルボニーは、障がいのある作家と契約してアート作品をブランドや企業とのコラボレーションで製品化することで、障がい者へのイメージを変えることを目指している。2024年5月にLVMH主催するアワード「LVMH Innovation Award 2024」で、日本企業として初めてのファイナリスト18社に選出され、「Employee Experience, Diversity & Inclusion」賞を受賞した。 フランスの新会社では、BtoB事業であるライセンスビジネスを主軸として欧州の現地企業との協業、また現地の福祉施設などを通じて、新たに海外のアーティストとの契約締結にも取り組む。 また、9月25日からはじまるパリファッションウィークの期間に合わせ、パリ・マレ地区に位置するアートギャラリーで、ブランド初の海外での展示会を開催する。