知人男性の別荘の“隠し部屋”から7400万円盗んだ疑い 56歳女逮捕「そんなに多くは盗ってない」
京都府亀岡市にある別荘に侵入し、現金約7400万円を盗んだとして、被害者の知人女性が逮捕されました。 窃盗の疑いなどで逮捕されたのは、神戸市垂水区に住む職業不詳の56歳の女で、8月末ごろ、京都府亀岡市にある会社経営の知人男性(84)の別荘の窓を壊して侵入し、現金約7400万円を盗んだ疑いが持たれています 警察によりますと、盗まれた現金は、男性が別荘の床下の“隠し倉庫”に、隠していたものでした。男性は台風に備え、別荘を施錠して帰宅。その翌日に確認したところ、窓ガラスが壊され、現金が盗まれていることに気付いたということです。 男性は、別荘にある現金の場所を知る人物は2人しかいないと証言。女によく似た人物が防犯カメラに映っていたことなどから、逮捕に至りました。 女は事件後、男性から連絡が取れなくなっていたうえ、一戸建て住宅を一括払いで購入していたほか、家電などを大量購入していたということです。 調べに対し、女は、「盗んだことに間違いないが、そんなに多くは盗ってない」と容疑を一部否認していて、警察は金の行方などを捜査しています。