ホウオウビスケッツ有馬除外の憂さ晴らす 奥村武師「十分過ぎるくらい乗り込んでる」/中山金杯
<中山金杯:1週前追い切り> 新年最初の関東重賞、日刊スポーツ賞中山金杯(G3、芝2000メートル、1月5日)はホウオウビスケッツ(牡4、奥村武)に注目だ。 有馬記念は無念の除外。H・ドイル騎手とのコンビでその憂さを晴らす。25日の1週前追い切りは美浦ウッドで6ハロン84秒0-11秒6。3頭併せの最後方から中マイネルゼウス(2歳未勝利)に半馬身、外ブラザービート(2歳未勝利)に2馬身先着した。有馬記念を目標にしていただけあって、馬体の張りは良く、反応も水準以上。奥村武師は「十分過ぎるくらい乗り込んでいる。馬場が悪い中、しっかり動いた。中山の芝2000メートルは問題ない。何とか賞金加算したい」と好走を願う。