次回購入時に“中古スマホ”を検討が35%、価格が魅力も“中古への抵抗”が課題に
iPhone 16シリーズが発売されて買い替え需要が高まる中、中古スマホを取り扱うゲオは中古スマホに対する意向などを調査。9月20日に結果を発表していたので、その詳細を見ていきましょう。 【画像でわかる】iPhone 16購入で手持ちのiPhone売るならここがベスト!<みずおじさん>
メインのスマホ端末は「iPhone」の56.1%、「Android」は43.9%
株式会社ゲオホールディングスは、ゲオアプリの会員1605人を対象に「中古スマホに関するアンケート調査」を実施し、スマホの使用状況や中古スマホに対する意向などを調査しました。 最初にメインで使用しているスマホ端末について尋ねたところ、56.1%が「iPhone」、43.9%が「Android」と回答しています。また、次回購入予定のスマホ端末の割合もほぼ変わらず、「iPhone」が56.7%、「Android」が43.3%という結果でした。理由としては「使い慣れているから」が70%以上で大多数を占めており、端末の種類を変えたいと思っている人はあまり多くないこともわかりました。
iPhoneユーザーに最も使用されている機種は「iPhone 13」シリーズ
続いて、iPhoneをメインで使用していると回答した901人を対象に使用している機種を尋ねています。それによると、最も多かったのが「iPhone 13」シリーズの15.6%、次いで2位が「iPhone SE(第1世代)」の15.3%、3位が「iPhone 12」シリーズの11.7%、4位が「iPhone 15」シリーズの11.3%、5位が「iPhone 14」シリーズの10.7%という結果に。 「iPhone SE(第1世代)」は2022年9月リリースの「iOS 16」からサポート対象外となっていますが、ホームボタン搭載でTouch ID(指紋認証)が使える点や、コンパクトサイズで端末が軽量である点などが根強い人気の理由だと考えられます。
「次回購入時に中古スマホを検討する」と回答した人は3割強
続いて、「次回購入時に中古スマホを検討する可能性」について尋ねると、35.3%が「ある」、64.7%が「ない」と回答しています。 「検討する」と回答した理由を見ていくと、最も多かったのは「価格が安いから」の80.1%、2位が「中古でも必要十分の機能を備えているから」の48.7%、3位以下はいずれも1割以下で、「保証がついているから」(8.6%)、「新品で販売している機種に魅力を感じないから」(7.9%)、「欲しい機種が中古でしか販売していないから」(3.5%)と続いています。 また、「検討しない」理由として最も多かったのは「中古に抵抗があるから」の55.6%でした。他にも「すぐに壊れそうだから」(28.1%)、「汚れ、キズが気になるから」(25.0%)、「補償やサービスに不安があるから」(20.5%)、「新発売の機種がいいから」(17.7%)などの回答があがっています。 価格が安いのが中古スマホの魅力ですが、そもそも中古品そのものに抵抗がある人も多いようです。