ニューヨークで輪島塗の展示会 能登半島地震の復興支援へ
日テレNEWS NNN
能登半島地震からの復興支援を目的とする輪島塗の展示会が、アメリカ・ニューヨークで開かれています。 ニューヨークで1日、能登半島地震で被災した輪島塗を支援するため、日本美術展がはじまりました。 会場には、3人の人間国宝の作品を含む数十点の輪島塗が日本から運ばれました。 自らも被災した漆器店を営む岡垣さんは、海外で評価される作品を見極めたいと話します。 「千舟堂」岡垣漆器店・岡垣祐吾社長 「(被災した)職人さんが立ち上がる時」「作品を作るときの一つの目印になるというのが目的です」 実際に輪島塗を目にしたニューヨーク市民は… ニューヨーク市民 「間違いなく、私が今まで見たことのない新しいタイプの芸術です。美しい」 ニューヨーク市民 「これは究極の職人技です。素晴らしい展示会です」 漆器職人・鬼平慶司さん 「今までやってきたことが肯定的に思ってもらえたのは、僕としてはまだまだやれそうだなと、そういう思いが収穫でした」 展示会は25日まで開かれ、売り上げの一部は復興支援にあてられます。