【中日】小笠原慎之介、メジャー移籍最終決定「年内はない」越年を公言 児童養護施設を慰問
中日小笠原慎之介投手(27)が26日、名古屋市内の児童養護施設「慈友学園」を訪れ、野球遊具を贈呈した。小笠原からの提案に、球団と中日選手会が賛同。選手のサイン入りグッズなどでチャリティーオークションを実施し、集まった約220万円を活用した。 市内にある児童養護9施設に野球遊具をそれぞれ寄贈。小笠原は「何かやりたいとは思っていて、球団に相談しながら、一番ベストなやり方を提案してくれた。野球をやったことがある、とか、野球見ていて楽しいという子たちが少しでも増えてくれることを願って、こういうことをやらせてもらっている」と説明した。 ポスティングシステムでのメジャー移籍手続き中の小笠原は「年内(に決定)はない」と越年を覚悟。代理人を通じて、すでに複数球団からのオファーも届いているという。左腕は「too early to answer(オファーが来た球団に答えを出すのはまだ早い)」と話し、メジャーFA選手と交渉中の他球団動向も静観していく姿勢を見せた。年末年始はナゴヤ球場などの施設でトレーニングを継続していく。