「ゆるっと乗馬生活のススメ～馬の背中はあたたかい～」5話より

三日坊主な30代女子。夢中になれる趣味が見つからず、だらだらと休日を過ごす日々…。そんな私がついに出合った“運命の趣味”は、乗馬でした！ 【漫画】本編を読む 乗馬や競馬など馬全般が大好きで、馬を描いたイラストやコミックエッセイをSNSで発信している小村ことみ(@komurakot)さん。ウォーカープラスでは「ゆるっと乗馬生活のススメ～馬の背中はあたたかい～」と題し、三日坊主で無趣味だったという小村さんが乗馬にドハマりしていく様子を描いた実録漫画を、乗馬初心者に役立つ知識が満載のコラムとともに連載形式でお届けする。 「趣味が欲しい」「運動不足が気になる」「動物が大好き！」。そんなあなたも、“ゆるっと乗馬”を始めてみませんか？ 今回は、乗馬ライセンスについて。 ――モチベーションが続かず挫折してしまった趣味に関する思い出はありますか？ 一念発起して、中古のフルートを買ったことがあります。学生時代は吹奏楽部だったので、また趣味として始めたい！と意気込んでいましたが…結局買ってから数回触ったっきりです。どうにも面倒くさがりで、楽器を使ったあと手入れや練習場所への移動が億劫になってしまいました。 部活としてやっていたころは、コンクールなどの明確な目標や部活の友人と過ごす楽しさが、面倒さを上回るほどのモチベーションになっていたんだなあ…と思い返しました。 ――馬との信頼関係を築くために、小村さんが大切にしていることはありますか？ 馬にしっかり声をかけることを心がけています。相手は臆病な草食動物なので、驚かせず安心させることが第一と思いながら声をかけつつ接しています。人間同士でも急に無言で近づいてきたり触られたりしたら怖いですし…(笑)。 また、馬は人の表情や気持ちをけっこう敏感に感じ取っているようなので、指示を聞いてくれたときなどはめいいっぱい笑顔で褒めるようにしています。何度も接するうちに、だんだん馬の態度や表情がやわらかくなったと感じると、うれしさもひとしおです！ ――実技試験と筆記試験を経て、乗馬ライセンス5級に合格した小村さん。乗馬を続けるなかで見つけた新たな目標があれば教えてください！ 自然の中で乗馬する「外乗」をしたいという目標ができました！森や浜辺を馬で走る…なんて乗馬を始めるまで夢にも思わなかったことですが、上達していけば実現できる見込みがあるとわかりワクワクしています。 まずはクラブの敷地内でもっとうまく馬を動かせるようになりたいですが、目標ができるとやっぱり日々のレッスンのやる気も出ます！