大のプロレス好きアイドル・中山夏月姫が聞く、アプガ(プ) 渡辺未詩が頂点に上り詰めるまで
アイドルになりたかっただけで、プロレスなんて一切興味なかった──。アップアップガールズ(プロレス)の渡辺未詩は、現在、堂々と東京女子プロレスのプリンセス・オブ・プリンセス王者として君臨している。一方、大のプロレスファンとして知られるOCHA NORMAの中山夏月姫は、東京女子のゲスト解説を務めるのみならず、プライベートでも観戦に訪れるほどに大ハマリ中なのだという。互いにリスペクトし合う2人による特別対談がここに実現。 【写真】渡辺未詩×中山夏月姫のプロレス対談撮りおろしカット【5点】 ──12月29日に行われる東京女子プロレス・後楽園ホール大会(TJPW Year-End Party 2024)で、中山さんは「WRESTLE UNIVERSE」の放送席ゲストを務めるのだとか。過去にも東京女子と仕事したことはあったんですか? 中山 はい、今回で3回目となります。私が出演させていただく12月29日のあと、年明けの1月4日にも東京女子さんは後楽園で大会(東京女子プロレス ‘25)がありまして、本当はそっちも参加したいくらいです(笑)。ハロー!プロジェクトのコンサートがあるので難しいんですけどね。 渡辺 なんだったら、代わりに私がハロコンに行きたいくらいです(笑)。でも、夏月姫ちゃんは本当に東京女子プロレスの応援をしてくれているんですよ。「WRESTLE UNIVERSE」の仕事が入っているとき以外も、普通に試合を観にきてくれますし。 ──中山さんが大のプロレス好きということはファンには有名かもしれませんが、そもそもどうして興味をもつようになったんですか? 中山 最初のきっかけは、父が深夜のテレビ放送を録画して観ていたことでした。新日本プロレスさんの『ワールドプロレスリング』(テレビ朝日系)ですね。私は父とすごく仲がいいので、「一緒に観ようよ」って声を掛けられたら断る理由もなかったので一緒に観たのが最初です。 もちろん最初はプロレスがどういうものなのかもわかっていなかったから、選手が殴ったり蹴ったりしている様子が痛そうだなと単純に思いました。でも、そこで大きかったのはお父さんの“解説”なんですよね。技の種類を教えてくれたりしましたし、試合観戦のポイントとかも教えてくれて……。 渡辺 試合のポイント? 中山 そう。たとえば「プロレスというのは技を受けることが大事なんだよ。ほら、この選手はすごく受けが上手だろ」とか。 そんな感じだったから、小学校4年生のときには完全にプロレス沼にハマっていました。その頃の私にとっては、アイドルとプロレスという2つが大好きな対象だったんです。 渡辺 すごい話ですね。ちなみに当時の推しは誰だったんですか? 中山 アイドル部門では℃-uteさん。特に鈴木愛理さんの歌やダンスを真似することが多かったですね。プロレスのほうでは、父が推していたこともあって内藤哲也選手(照)。