2024年トレンドのボブスタイルはここが違う。「ひと昔前」にならないため気をつけたいことは?
ジェニファー・アニストンのようなロングボブ
ボブならば長さも自由自在。ロングボブは、髪をちょっとだけ切りたい人にとって手頃な解決策だ。スペインのレティシア王妃や、最近「フレンズ」の頃のような髪型に戻ったジェニファー・アニストンは、そのことを理解している。
ペネロペ・クルスのようなイタリアンボブ
2023年のゼンデイヤを皮切りに、イタリアンボブになった人は多い。ボリュームがあって華やかな印象のスタイルで、レッドカーペットにぴったり。長さは鎖骨にかかるくらい。ペネロペ・クルスやモデルのエルザ・ホスクもいまやこの髪型だ。
「ひと昔前のボブ」にならないために気をつけたいこと
「ひと昔前のボブは形がきっちりしていて、まっすぐ切った後に毛先を少しカットしました。これからは、もう少しアレンジしてボリュームの中に動きを出し、顔の周りにレイヤーを入れましょう。レザーカットで質感を出すのもいいでしょう。カラーリングやバレイヤージュも効果的です。ただしいちばん大事なのはスタイルをキープすること。2~3カ月に一度はお手入れしないと、ラインが崩れてしまいます」とレミー・アンソラ。
ジェニファー・ロペスのようなウェットルック
今年の1月、ジェニファー・ロペスはスキャパレリのショーで新たなヘアスタイルを披露した。「濡れたようなヘアスタイルはマスキュリン&フェミニンを感じさせるのにぴったり。とりわけメイクと服を対比させるとインパクトが増します」とレミー・アンソラは言う。
メラニー・ローランのようなウェービーボブ
最後に、髪を巻くというのもボブをアップグレードさせる効果的なバリエーションだ。レッドカーペットやファッションショーの最前列でもよく見かける。「これはいつだって根強い人気があり、リクエストは多いですね」。メラニー・ローラン、ケリー・ラザフォード、ナオミ・ワッツ、ジュリー・ガエらもよくやっている。ストレートアイロンかウェーブアイロンで髪に動きをつけること。 結論:ストレートでもウェーブがついていても、短くても長くても、前髪があってもなくてもボブはボブ。自分に似合うスタイルが見つかるはずだ。
text: Justine Feutry (madame.lefigaro.fr)