【写真：Getty Images】

　マンチェスター・シティは、トッテナムに所属するDFペドロ・ポロに強い関心を抱いているようだ。2022年1月にイングランドの地にやってきた右サイドバックは、チームの主力選手として成功を収めており、移籍交渉は難航すると予想される。イギリスメディア『Football Insider』が現地時間22日に詳細を伝えた。 【一覧】プレミアリーグ 2024/25夏の移籍情報 全20クラブ 　 　長年に渡りシティの右サイドバックのポジションに君臨してきたDFカイル・ウォーカーは、今季終了後、35歳となる。19歳のDFリコ・ルイスも後継者となり得る可能性はあるが、中盤でも輝けるポリバレントであるため、選手層に不安が残る。そのため、ワールドクラスな本職の右サイドバックの補強が急務となっている。『Football Insider』は、「ポロはその有力候補となっており、シティのスカウト陣は彼のスタッツに魅了され、チームスタイルにフィットすると確信している」と、シュート数などに表れるスペイン代表DFの攻撃性能が高く評価されていることを報じた。 　同メディアはさらに、「情報筋によれば、トッテナムは、シティが獲得候補とする25歳のポロを、8000万ポンド（約152億円）の価値があると評価しているようだ」と、これから成熟期に入るワールドクラスのサイドバックを手放すにあたって、超高額な移籍金を要求するトッテナム側の構えを伝えた。2017年の夏、当時27歳だったウォーカーを、5000万ポンド（約95億円）という高額移籍金で売りさばいたトッテナムだが、奇しくも交渉相手は同じマンチェスター・シティ。それから8年後となる来夏は、どの程度の金額が動くことになるのだろうか。