井上尚弥と激突のグッドマン「秘策? そんなものはない」「大事なのは努力」
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)に挑むIBF&WBO同級1位のサム・グッドマン(26=オーストラリア)が「サンタクロースになる」と宣言した。 グッドマンは12月24日のクリスマスイブに東京・有明アリーナで井上に挑戦する。海外メディア「CODESPORTS」によると、完全アウェーとなることに「あまり注意を払わない。東京ドームの試合(5月)を見に行ったが、5万5000人の観客で、それほどうるさくはなかった。(日本は)とても敬意を払う文化だ」と敵地での戦いも不利とは感じていないという。 井上戦に向けて秘策を聞かれても「何か秘密のことをやっているとか言いたいところだが、そんなものはない。重要なのは一貫性とこれまで以上に努力を重ねること」とし「ベルトなしでは日本を離れない。それ以外にやることは何もない。それが私の使命であり、この競技を始めたときからの目標だ」と語った。 挑戦者は「多くの人が(井上に)挑戦し、多くの人が失敗した」としながらも「私はこの部門で最高の男だ。ベストを尽くせば誰にでも勝てることはわかっている。クリスマスイブになっても状況は変わらない。自分のやっていることを後押しすることが大切」と決戦に向けて意欲を語った。 同メディアは「グッドマンは自らサンタクロースになることを誓っている」と指摘。母国に4本のベルトを〝プレゼント〟するためにモンスター撃破に挑む。
東スポWEB