信号待ちをしていたら無免許運転の車が突っ込んできた 私“玉突き事故”の渦中に「えっ、なぜ?車の修理代は自分で?」【衝撃の交通事故体験記】
結局、無免許の男性は20万円を支払い、残りの80万円を超えるであろう修理代は私が加入する保険からの支払いに。 保険とは言え、やはり、ぶつけられて払うことに理解が追いつかなかった。 保険会社の事故担当者によると 『「修理代は分割で払います」と仮に相手方が言ってきても、そのうち支払いが滞り、最後には本人の行方が分からなくなるというケースもあります。 私たちにとっても事故の相手方が保険に入っていないとなれば、回収できないことも想定します。 損害が大きい事故は交渉が難航するのは間違いありません。事故車の修理を分割払いで受ける工場はないに等しいですし』 ということで、私の加入する保険会社と無免許男性の話し合いがどう決着する方向なのかは、現段階では聞いていない。 無免許の男性が支払うのは“玉突き”の先頭車両の修理代に関しても‥。 今回の事故は、関係するすべての人が「困ったもんだ」ということしかない。 警察も車の修理については口は出さない。”民事不介入の原則”がある。 ■『夜の飲食店の女性たちを車で送迎する仕事で食いつないでいました』 私の車にぶつけた男性はコロナ禍で定職につくことが厳しかったということだった。 しかし、無免許運転をしていたのは許されざる事実。 かつてスピード違反をおかし免許を失っていたとのこと。コロナ禍で『夜の飲食店の女性たちを車で送迎する仕事で食いつないでいました』と話した。 生活が大変だったのは理解できるが、もしも無免許での送迎仕事だったとしたら、それはなおさらとんでもないことだった。 私の車の後部を映すドライブレコーダーには、渋滞する中、私の車の後ろ2台が続けて車線変更していった後に、男性の車が止まった状態からスピードを上げながら追突してきた状況が映っていた。 猛スピードでつっこんできたわけではなかったので、衝撃は少しはましだったのかもしれない。 男性は『ぶつかるまで、何も気が付きませんでした』と。漫然と運転していたということだった。