【BCマイル】テンハッピーローズが直線先頭から見せ場満点4着 津村明秀騎手「夢を見ました」 ジオグリフは5着
【サンディエゴ(米カリフォルニア州)2日(日本時間3日)】BCマイル(GⅠ、芝1600メートル、出走10頭)が行われ、津村明秀騎乗のテンハッピーローズ(栗・高柳大、牝6)が2番手追走から直線で一旦は先頭に立つ見せ場十分の内容で4着に健闘した。横山武史騎乗のジオグリフ(美・木村、牡5)は好位追走から粘り込んで5着。後方追走から直線で大外を伸びたJ・オルティス騎乗のモアザンルックス(米=C・ドゥヴォー、牡4、父モアザンレディ)が優勝した。勝ちタイム1分32秒65。 ◆津村明秀騎手(4着 テンハッピーローズ)「落ち着いてレースに行けて、いい感じでスタートに挑めました。結果は4着ですが、悔いのないレースでした。戦前のプランとは違ったけど、スタートも決めてリズムを壊さないで行こうと。4コーナーを回って先頭に立ったときは夢を見ました」 ◆高柳大輔師(同)「そのままもうちょっと、というところまで行ってくれたので、ここでもやれる気はしました。(直線では)声が出ました。とても頑張ってくれました。皆さんにこの馬の力を知ってもらえたかと思います」 ◆横山武史騎手(5着 ジオグリフ)「きついコースにも対応してよく頑張ってくれました。スタートを決めて前で競馬をしたいと考えていたので、その通りの競馬は出来ました。BCに騎乗出来る機会をいただき、(木村)先生やオーナーに感謝しています。結果を出せず申し訳なかったですが、個人的にはいい経験をさせていただきました」