山陰中央テレビ

中国電力は、松江市の島根原子力発電所２号機の営業運転を10日午後3時10分に再開したと発表しました。 2012年1月に運転を停止していた島根原発2号機では、2024年12月7日に再稼働し、12月23日に発電・送電を始めていて、1月10日に総合負荷性能検査を実施、定期事業者検査と使用前事業者検査が終了し、また原子力規制委から使用前事業者検査に係る使用前確認証の交付を受けたことで、営業運転に移行したとしています。 島根原発２号機は、2012年1月に運転を停止。その後、福島第一原発事故後に強化された規制基準を満たす新たな安全対策を講じるなどして、今回約13年ぶりに営業運転を再開しました。 中国電力の中川社長は、「発電所運営の新たな起点であると受け止め、安全確保を大前提に、引き続き緊張感を持って、安全運転の継続に努めるとともに、安全性向上への歩みを着実に進めてまいります」とコメントしました。