インフルエンザ感染急増 「経験のない大流行」医療現場を取材 広島
急拡大するインフルエンザの感染。県内では1999年以降、最多に… 三上内科医院 三上裕一郎院長「もう過去経験がないぐらいの大流行です」 定点医療機関1カ所当たりの患者数が60・56人と警報基準30人の約2倍に。これは調査が始まった1999年以降過去最多となっています。 感染広がるインフルエンザ、医療現場を取材しました。 南区の医療機関では先月に入ってから増えてきたインフルエンザ患者数が年末年始にピークを迎えたということです。 三上内科医院 三上裕一郎院長「多いとき(1日で)20人前後陽性者が出たと思います。去年の流行時でも1桁だったと思うんですね。だからこれほど大きなのは過去ちょっと経験がないと思います」 こちらの医療機関ではインフルエンザ患者のほとんどがA型で、発熱や喉の痛み、咳の症状が強いということです。ただ、ここ2日ほど患者数は落ち着いています。 三上院長「やっぱり学校がお休みでしたから、その間流行が落ち着いているという風に理解していいと思います。ただこれからもう学校が始まってきていますからまた流行が始まる可能性っていうのは高いと思いますね」