人気再燃!たぬきケーキ 「絶滅危惧種」から一転…「レトロブーム」追い風に バタークリームがファン魅了 「年配の人には懐かしく、若い人には新しい」
特集は、かわいい見た目とバタークリームの味わいが特徴の「たぬきケーキ」です。扱う店が減少し「絶滅危惧種」とも言われていましたが、今、人気が再燃しています。長野県内のたぬきケーキを取材しました。 【動画で見る】人気再燃!たぬきケーキ 「洋菓子界の絶滅危惧種」から一転…「レトロブーム」追い風にファンを魅了 「年配の人には懐かしく、若い人には新しい」
長野市の権堂アーケードから細い路地を入った先にある「パティスリー・オースガ」。
(記者リポート) 「ありました!ショーケースの中に、かわいいタヌキのケーキが並んでいます」 丸いフォルムにかわいい顔。「たぬきさんケーキ」は店の一番人気です。
2013年の開店後、雑誌の企画をきっかけに販売を始めました。 パティスリー・オースガ・大菅和彦さん: 「オープンして目玉になる商品がないので、どうしたらいいかと思っていたところに(企画で)1カ月間だけでもいいから作ってみようかなというのが始まりで、それから結局、人気があってずっと作っています」
作る様子を見せてもらいました。スポンジにチョコレートクリームを挟んで、「土台」のケーキを作ります。その上にバタークリームをたっぷり。 パティスリー・オースガ・大菅和彦さん: 「顔の部分になってくるんですよね。耳をつけると大体、予想がついてくる」
スライスアーモンドの「耳」をつけたら、チョコレートガナッシュをかけ、指でつまんで「顔」を作ります。 パティスリー・オースガ・大菅和彦さん: 「一番気をつかうのは顔を作るところですかね。かわいくできないと自分でも納得できないんで」