【関東地方】この先は気温乱高下 週末は20℃超えも週明けは1月並み寒さ 体調や服装選び注意
関東の17日(日)の最高気温は前日より高く、20℃を超える所が多くなりそう。水戸は24℃と夏日に迫る暖かさとなりそうだ。ただ、週明け以降は上空に強い寒気が流れ込み、東京都心では20日(水)の最高気温が10℃と、年明け1月並みの厳しい寒さが予想されている。この先は気温が乱高下するため、体調管理や服装選びに気を付けた方がいいだろう。
関東には平年より暖かい空気が流入
16日(土)の関東は雲が広がりやすくなっているものの、この時季としては暖かい空気に覆われている。そのため午後2時までの最高気温は、茨城県鹿嶋市で21.3℃、千葉県銚子市では21.1℃など平年より高く、20℃を超えている所がある。東京都心は18.9℃でこの時季としては約2℃高く、比較的過ごしやすい陽気となっている。
17日(日)は前日より気温上昇 20℃超え続出
17日(日)も暖かい空気に覆われる見通し。朝は千葉県など関東南部の沿岸を中心に雨が降りやすく、最低気温は14℃前後と冷え込みは弱い予想。 昼間は日ざしが届き、最高気温は前日より高く、広い範囲で20℃以上が予想されている。東京都心は22℃、水戸は24℃と夏日に迫る暖かさになる見込み。日中は軽めの服装で過ごせそうだ。
週明け以降は寒気優勢 年明け並み寒さ予想
週明け以降は上空に強い寒気が流れ込むため、空気がガラッと入れ替わる見通し。18日(月)の気温は朝から右肩下がり傾向で、東京都心の最高気温18℃は朝に観測される予想。昼間は晴れても15℃くらいで、夜は10℃くらいまで下がりそう。朝に寒さを感じなくても、上着やコートは忘れないようにしたい。
19日(火)になると、東京都心の最高気温は12℃と12月中旬並みに。さらに20日(水)は最低気温が4℃、最高気温でも10℃と今シーズン最も低くなりそう。最高気温は年明け1月並みと、昼間も暖房が消せない厳しい寒さが予想されている。 その先は強い寒気がいったん抜けて、最高気温は15℃を超える所が多くなるなど気温が乱高下しそうだ。服装で上手く調節し、体調を崩さないよう気をつけたい。 (気象予報士・鈴木悠)