夏の終わり、仕事に戻る─「朝のルーティン」の勧め、成功する1日の始めに
いよいよ夏も終わりを迎え、秋がやってくる。夏休みやお盆休みも終わり、休暇も徐々に夏以前の有給取得ルーティンに戻ってくるだろう。 そう、「朝起きて家を出る」仕事モードに切り替える季節がやってきたのだ。でも、南船北馬した夏の後、どのように朝のルーティンを再調整すればいいのだろうか? そのヒントについて以下、教育機関Topcoach.skコーチ、イングリッド・ショストコヴァー・クルピチコヴァー氏に教えてもらった。 1.何が必要かを考える。 人間は十人十色だ。そのため、当たり前ではあるが、全員に共通する万能の解決策はない。早起きが好きで朝から一日のタスクに取り掛かる人もいれば、可能な限り眠った後、あわてて仕事にかかる人もいる。一体自分はどのタイプなのだろうか。 恐らく、自分のことは自分が一番よく知っている。手始めに、自分の理想の朝を想像してみよう。そういう朝には何が必要か、何が欠けてはいけないのか。文字で書き出してみてもいいし、絵にしてみてもいい。そんな具合に一度、理想を脳外に出してみることが、漠然とした理想の朝への筋道を明確化することに繋がるのだ。 2.計画を立てる。 計画を立てることは漠然・混沌とした脳内をすっきりとさせる。だからこそわれわれの脳は、一日のToDoリストを作ることが好きだ。計画は忘れ物を防ぐのに役立つし、その計画をスケジュール単位に変換すれば、やりたいことの全てをやり切ることも可能になる。 朝のやることリストを書き出してみよう。例えば、「朝の衛生管理」という項目には、複数の小さな行動が含まれている。書き出すことで、その活動に必要な時間をより簡単に割り当てることができる。 より "構造的 "な人は、行動を、行う順番に従って並べ替えると便利だ。そうすれば最後に、全部をやる上でどれくらいの時間がかかるかを知ることができる。 実際にかかる時間が長くなったり短くなったりすることもあるだろうし、何かを忘れてしまうこともあるかもしれないが、構わない。どんな計画でも、「1週間後の完璧なプラン」よりは「今すぐ行動に移せるプラン」の方がいい! 3.ルーティンにプラグインする。 脳はルーティンが大好きだ。同じ時間に同じことをするといい。 同じ時間に起きる。同じ時間にベッドに入り、ぐっすり眠れるようベストを尽くす。 質の高い睡眠をとるには? 最も重要なことは、携帯電話を持たず、暗い部屋で、午前0時前に眠ることだ。