夏の終わり、仕事に戻る─「朝のルーティン」の勧め、成功する1日の始めに
自分の体を大切に世話する
4.自分の体を大切に世話する 一日の始まりに体を動かした人は、もう半分勝ったようなものだ。好きなスポーツは何だろう? 1日の始まりにそれを取り入れることはできる? 水泳、ジョギング、サイクリングなど? 朝以外の時間帯に運動したいのであれば、それでも構わない。しかし、少なくとも朝は家で少し運動するようにするといい。朝の運動は、たとえ短時間でも、1日を通して体に良い影響がある。 たった数分の朝の運動で、勝利の実感が得られ、気分が良くなり、記憶力や気分を向上させるホルモンが分泌され、全体的なパフォーマンスが上がるのだ。消化がよくなり、脂肪が燃焼され、寝つきがよくなるといった利点は言うまでもない(たとえば朝7時に7分間運動した人は、同じ日の遅い時間に運動した人に比べて睡眠の質が高い、という有意の数の研究結果がある)。 5.シャワーでリフレッシュ エネルギーを与えてくれるもうひとつのツールは、朝の冷たいシャワーだ。試したことのない人にとっては自殺行為のように思えるかもしれないが(とくに最初のうちは本当にそうだ)、成果につながる習慣を身につけることができる。朝の冷水シャワーには、血液循環や消化を良くし、免疫力や神経系を強化するだけでなく、パフォーマンスを発揮するためのマインドを整え、脳を鍛える効果もある。 6.朝は何を食べ、何を飲むべきか? 朝食は1日の中で最も重要な食事か? かつては、畑仕事などで一日中働くためには、きちんと食べなければならなかった。だが現代社会では、自宅でもオフィスでも朝食は軽めのものを選ぶこと。何より落ち着いて食べることが肝心だ。 朝のコーヒーについても賛否両論ある。カフェインは、朝には百害あって一利なしという意見もあるが、ほとんどの人は朝のコーヒーをやめていない。コーヒーの準備と飲み方について論じようと思えば何時間でも議論できるだろう。朝のコーヒーについては、あくまでも選ぶのはあなた次第だ。 7.自分にご褒美を。 勇気が出る環境を整える。安らぎやエネルギー、前向きな気分になるような、あなたが必要としているものを引き出してくれるような音楽をかける。五感を楽しませる、好きな景色にが見られる場所に立ち寄る、魅力的な朝食を用意する、新鮮な空気を吸う......。 自分に厳しくしないこと。小さな成功でも褒めてあげよう。鏡の中の自分に微笑みかけていよう(気分を良くする方法としてその効果が科学的に証明されている)。 8.今すぐ始めて、自分を甘やかす。 何事も先延ばしにしてはいけない。最初の一歩を踏み出せばうまくいく。今日あなたを待っている喜びを思い浮かべよう。それを書き留めたり、あなたを応援してくれる誰かと分かち合うのもいい。書いたり話したりすることで、プラスのエネルギーがチャージされる。
Forbes JAPAN 編集部